フォトセンサー基板の安全対策について

2023.03.31

フォトセンサー基板の安全対策について

いつも弊社製品をご利用頂き、誠にありがとうございます。
弊社のフォトセンサー基板の電源電圧は最大24VDCです。過電圧が掛かると、焼損する恐れがございますので、ご注意願います。

過電圧の要因は、電源側の回路や環境にも依存するため、断定は致しかねますが、以下の2点が考えられます。

・電源投入時のリンギング
・静電気等のサージ

リンギングは、電気回路において電線の両端からの反射や共振により、波形が大きく振動する現象です。電源投入時の波形が矩形の場合、立ち上げ時に24VDC以上の電圧が掛かりやすく、それがリンギングにより反復され、繰り返し掛かることで、焼損に繋がります。
対策の一つは、電源入力の立ち上がりを緩やかにし、リンギングを起こさない回路を組んで頂くことです。
また、12V の電源をご使用頂くことも有効な対策です。
静電気、雷等のサージによる破壊の可能性もありますので、一般的に推奨されるサージ対策も実施して頂くよう、お願い致します。

 

 

<対象フォトセンサー基板>

F-101、F-102、F-103、F-104、F-105、F-106、F-106R、F-107、F-108、F-113、F-115、F-115R、F-116、F-116R

 

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