3軸チルト駆動 手ぶれシミュレータ TSSシリーズ
- 3軸チルト駆動であらゆる振動を再現します -
TSSシリーズは、一眼レフ・一眼カメラをはじめとするデジタルカメラ・カムコーダやモバイル端末、監視カメラまで様々な画像機器に搭載されるブレ補正機能の検証を行うもので、手振れなどによる振動の再現を可能にします。近年、高倍率化・高画素化が進むカメラにはブレ補正が必須となりつつあり、なかでも重要な自由振動波形駆動に対応可能な振動台です。 |
動画紹介
特徴
高性能ピッチ・ヨー・ロール | 簡単・使いやすいソフトウェア | |
サーボモーターを採用することによる高応答・高精度・高分解能なピッチ・ヨー・ロール軸を搭載。各軸は共に同期駆動が可能です。 | データ転送プログラム《Data Loader》を使用することにより、 自由波形・sin波・合成sin波・振幅変調波・周波数変調波等の駆動データをコントローラへ簡単に転送することが可能です。自由波形の駆動は解析に余裕のある64秒まで設定可能です。また、任意のトリガ出力も可能です。 | |
タッチパネル採用のコントローラ | オプション | |
タッチパネルを採用することで、使いやすいコントローラとなっ
ています。 波形駆動・位置決め・ジョグ運転の動作モードを用意し、sin波の波形駆動であればPC無しで、複雑な自由波形はPCから駆動データを転送して使用できます。また、トリガ信号を出力することで、同じ振動状態の時の撮影画像を、再現性よく取り込むことが可能となり、従来難しかった非統計学的手法によるブレ補正の解析が可能です。 |
ハードウェアオプションとして、カメラネジがヨー中心位置のものと、前後左右方向にオフセット可能なものの、2種類のカメラ取付部品をご用意しております。また。装置全体を搭載する箱型定盤もご用意しております。 ソフトウェアオプションとして、お客様による解析ソフトウェア組み込み用に、データ転送DLLライブラリをご用意しております。 |
システム構成
製品仕様
ステージ
型式 | TSS-1000 | |
軸構成 | θX,θY(M1~M3の同期) | |
θZ(ダイレクトドライブモーター) | ||
位置決め駆動 | 最小指令単位 | 0.00001deg (≈ 0.175μrad ≈ 0.036arcsec) |
正弦波形駆動 | 周波数 | 0.1Hz ~ 10Hz、0.1Hz単位で設定 (振幅が±0.5degより大きい場合は5Hz以下) |
振幅 | 0.1deg ~ 1deg、0.1deg単位で設定 (周波数が5Hzより大きい場合は±0.5deg以下) |
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運転回数 | 無限回の連続運転 | |
自由波形駆動 | データ長さ | 64秒以下 |
最小指令単位 | 0.00001deg | |
最小時間単位 | 2ms | |
運転回数 | 連続運転する回数を設定可能(1回 ~ 9999回 or 無限回) | |
波形の制限(角度) | θx、θy: ±1deg θz: ±31deg |
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波形の制限(その他) | (振幅)×(周波数) ≦ 5.9[deg・sec-1] (振幅)×(周波数) 2≦50[deg・sec-2] |
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使用周囲温度 | 0℃ ~ 40℃ | |
使用周囲湿度 | 20% ~ 80%(結露しないこと) | |
最大搭載荷重 | 19.6N(2kgf) | |
重量 | 27.3Kg(制御用コントローラ含まず) |
自由波形データ・最大振幅
コントローラ
型式 | TSS-1000 | |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz | |
消費電力 | 700VA(通常運転時) | |
トリガ信号(1,2共通) | 出力方式 | トランジスタ オープンコレクタ シンク出力 |
出力耐電圧 | DC24V | |
出力電流 | 100mA(Maximum) | |
出力端子 | BNC | |
トリガ1信号周期 | 64000ms以下、2ms単位で設定(奇数値の設定は不可) | |
トリガ2信号 | 任意のタイミングで出力可能 | |
通信 | 端子 | Ethernet 100Mbps |
重量 | 20kg(ステージ含まず) |
寸法図(図をクリックで拡大)
TSS-1000