フォトセンサ基板
フォトセンサ(リミット、原点、ニア原点)
自動ステージには、リミットセンサ、ニア原点センサ、原点センサ(一部のステージにはついていません)としてフォトセンサが取り付けてあります。リミットセンサは、ステージの移動範囲を制限するため、ステージ端に取り付けてあります※1。ニア原点・原点センサはステージの基準位置を再現するため、ステージの端とモーターシャフトに取り付けられています |
※1 ステージの規定ストローク外までステージを移動させると、部品同士が衝突して破損することがあります。 リミットセンサのストローク変更は、慎重に行って下さい。 |
![](/fileadmin/user_upload/photosensor_1.jpg)
リミット検出用、原点センサ用として取り付けられているフォトセンサは、弊社のコントローラの規格に準拠したものを取り付けていますが、お客様側のコントローラ仕様に合わせて、センサ出力の論理を変更できます。ご使用になるステージの結線に適合するフォトセンサ基板を選定して下さい。 |
選定方法
フォトセンサ基板には、センサの論理・基板の形状により下表の15種類を用意しています。センサ出力論理を変更したい場合は、まず使用するステージに使われているフォトセンサ基板の構成を、各ステージの仕様記載でセンサのタイプを確認し、フォトセンサ基板一覧から適切な基板を選定して下さい。 |
全てのリミットセンサは、ノーマルクローズ(通常の動作状態で端子間が導通状態にある論理のことをさします。)に設定されています。センサの論理変更が必要な際は、有償にて論理変更いたします(購入時選択の際は無償となります)。フォトセンサの論理変更は、各ステージの詳細ページを参照して下さい。
ニア原点センサと原点センサによる原点検出方式の代わりに、ニア原点センサだけで原点位置を検出する方式(領域〔データム〕)に変更することもできます。ただし、変更できない機種もあります。
フォトセンサ基板一覧
PM-L25 (パナソニックデバイスSUNX株式会社製)
<注意>
上表のセンサ出力は遮光時の出力を示したものです。原点等の位置検出は検出板(ドグ)を遮光した時に有効となるものと、入光時に有効となるものがありますのでご注意下さい。 |